158.5. パーティ

ベッドでは裸に剥かれた華奢なエルフの青年が、2人の大きな男に組み敷かれていた。
それを肴に、3人の男がテーブルで酒を飲んでいる。
そのうちの1人が、入ってきたブルーベルに気付いて口笛を鳴らした。

「CC、このお嬢ちゃんは差し入れか?」
他の男が、隣の部屋に聞こえるように大声で訊く。
「探しもんがあるそうだ」
キャドの声が返ってくる。
「青髪じゃないか。お前が惚れてるって子か?」
1人がキャドにそう言ったのを受けて、他の2人がブルーベルを舐めるように観察した。
隣の部屋から、笑い声と共に返事が戻ってきた。
「俺はフラれちまったよ」
「そいつぁいい」
酒を飲んでいた男の1人が立ち上がって、ブルーベルの腕を強く引いた。
それを反射的に振り払おうとして、ブルーベルはそのまま引きずり倒されてしまった。
腕を引いた男が、ブルーベルの上半身を羽交い絞めにする。

「脱がし甲斐のある格好してるぜ」
他の男が手際よくベルのブーツを脱がし、タイトなボトムに手をかける。
-くそっ…
ブルーベルは身をよじろうとしたが、極められてしまった上半身は微動だにしない。
-…はぁ…。面倒だなあ…
溜息と共に諦めて、身体の力を抜いた。

ベッドの上から、蹂躙されて泣くエルフの声が聞こえる。
-喜ばせてどうするんだよ、馬鹿。長引くじゃないか。
ブルーベルは苦々しい顔でそちらを見た。…と、ベッドの下で光るものが目に入った。
指輪だ。
-良かった、あった…
安心して息をついた時、意思とは無関係に身体が跳ねた。

露になったブルーベルの股間を、たっぷりとしたローションにまみれた掌が撫でまわしていた。
喜ばせたくはないのだが、身体は単純に反応してしまう。
ブルーベルのものを固く成長させた男の指は、その下で息づいている孔に無遠慮に侵入してきた。
「おっ…柔らけえ。すぐに使えそうだ」
男は感触に満足して、いそいそと自分のベルトに手をかける。
羽交い絞めにしていた男も、ブルーベルが抵抗しないのがわかったのだろう。極めていた腕を離すと、上の服を脱がしはじめた。

すぐに、ローションに包まれた先端が押し入ってきた。
昨晩、朝まで何度も繰り返しキャドを受け入れ続けていたブルーベルの身体は、開きやすくなっている。
ゆっくりと根元まで埋没させてひと息つくと、男はぐるりとブルーベルの中をかき回した。
動きに合わせて、脚がひくりと反応する。
「ああ、こりゃあ…かなりいいぜ」
男はゆるやかなストロークで腰を使いはじめた。
ブルーベルの喉の奥から、甘い声が漏れ出す。

「こっちは上も下も固くて仕方ねえよ、次は俺にやらせてくれよ」
エルフの顔に跨ってその口を犯している男が、ブルーベルを囲む3人に話しかける。
「…っ、順番が、あんだろうが」
ブルーベルに入り込んでいる男が、腰を動かしながら答える。
「そっちは俺が代わってやるよ」
椅子に座ったままブルーベルを視姦していた男が、煙草をくゆらせながら笑った。
「ああ、お前は慣れてない方が好きだもんな?サンキュー」
「…う、ダメだ、出ちまう」
ブルーベルを犯していた男が、切羽詰まった声を出した。

「ひゃはは、早ぇなあ~、そんなにいいのかよ」
ベッド上の男が、広げた足の間に座ってエルフのペニスを弄びながらはやしたてる。
「ここんとこ、抜いてなかったからな…う…ッ」
男は何度か激しく突き上げてから、ブルーベルの腹の上に精を撒き散らした。
「みっともねえ、言いわけしてやがんの」
エルフの口を使っていた男が、ベッドから降りた。

「お前、先じゃなくていいか?」
ブルーベルの上半身を嬲っている男に訊く。
「俺は口をいただくよ」
答えた男の唇がブルーベルの唇をぴったりと塞ぎ、舌を絡めてきた。
ローションをつけた指は、固くそそり立っているブルーベルの乳首を嬲って、小さな反応を楽しんでいる。
「そんじゃあ、お先っ…と」
エルフの唾液で濡れたものが、ブルーベルの中にぬるりと入ってきた。

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